2010年01月05日

『野球拳』



「政宗様、如何なされた?」
「んー?何か面白ぇことねぇかと思ってよ・・・そうだ!野球拳やろうぜ」
「やきゅうけん?」
「野球拳っていうのはな・・・(長々と説明)」



「・・・っていう遊びなんだぜ」
「・・・それは女子とする遊びでは?」
「そんなもん関係ねぇ!始めるぜ!せーの アウト!セーフ!よよいのよい!」

「Yeah!俺の勝ちだ!小十郎 さっさと脱ぎな!」



アウト!セーフ!よよいのよい!
「Yeah!また俺の勝ちだ!小十郎 弱ぇな」
「うっ・・・・」



アウト!セーフ!よよいのよい!
「チッ・・・負けちまったぜ」
「ふふ・・政宗さまも脱いで下され」



「ほらよ!眼帯取ったぜ」
「な・・納得できませぬ!!」
「これだって身に着けている物のひとつだろうが」
「・・・むぅぅぅ」



アウト!セーフ!よよいのよい!
「Ha!やっぱり弱すぎるぜ」
「・・・うぅぅ」



「小十郎 笑って悪かった・・・」
「うう・・・片倉小十郎 恥辱に耐えておりまする」
「大袈裟だな」



「俺も脱いだぜ 機嫌直せよ」
「ま・・政宗さまッ!」



「乳首が丸見えですぞッ!」
「Ah?別に構わねぇよ」
「斯様に無防備で淫靡なお姿を他の者に見せてはなりませぬ!」



「政宗さまの乳首はこの小十郎がお守りいたしまする!」
「いや・・・守るのは背中だけでいいぜ」
「せ・・・背中から守られるのがお好みか?」




「・・・こうですかな?」
「背中から乳首を守れっていう意味じゃねぇよ!」