2010年08月21日

『be polite』


「今日はビキニじゃねぇのな」
「あれが欲しかったのか?」
「No!俺はあんなもん着なくても小十郎を悩殺できるぜ!」
「小十郎とは・・我を脱がせようとした男のことか?」



(間違ってねぇが・・・なんか腹立つな)
「Yes!あいつが小十郎だ 竜の右目とも呼ばれているぜ」



「呼べ」



「What?」
「小十郎を呼べ」
「人に物を頼む時はもうちょい言い方があるだろうが」
「竜の右目を呼べ」
「呼び方変えただけじゃねぇか 小十郎に何の用だ?」
「我は腹が減った」
「食い物が欲しいだけかよ!それよりアンタ綺麗な顔をしてるんだからもうちょい愛想良くしたらどうだ?
 態度のデカい俺が言うのも何だが少し考えた方がいいぜ とりあえず俺の真似をしみな」
「真似をしたら食えるのか?」
「おう!小十郎が何か作ってくれるぜ!」



「人にお願いをする時はこうして頭を下げるんだ」



「これで良いのか?」
「OK!小十郎は礼儀にはうるさいからな」




「腹が減った」
「わかったわかった!アイツの前でもちゃんとお辞儀しろよ」



「Hey!小十郎」
「政宗様 如何なされた?」
「毛利がお前に用があるんだとよ」



「我は腹が減った 何か作れ」
ペコリ



「・・・政宗様 また何か妙な事を教えたのですか?」
「またって何だよ!礼儀を教えただけだぜ」
「ほう・・いつの間に人に礼儀を教えられるほどになられたのか
 それより人前で全裸になるのを止めていただきたいものですな」
「Shit!なんで俺が小言言われなきゃならねぇんだよ!」