2010年11月14日

『東京土産』

新宿へ遊びに行きたいと言い出した政宗と幸村。
佐助と小十郎は保護者として同行することになった。



政:「これが都庁か でけぇな!」
幸:「佐助 展望室に団子はあるか?」
佐:「展望室は景色を楽しむ所!」
小:「入口で手荷物検査があるらしい」
政:「刀は持ってねぇから大丈夫だろ」
佐:「それ以前にさぁ・・俺様たち自身がかなり怪しくない?」
一同:「・・・・・」



「何とか入れましたな」
「職務質問されるかと思ったぜ」
「何と答えるおつもりだったのです?」
「奥州筆頭に決まってるだろ!それより・・新宿ってすげぇな小十郎!」
「奥州より少々都会なだけですぞ」
「旨そうな食べ物もたくさんあるしよ」
「ずんだ餅は無さそうですな」
(小十郎 見渡しても畑が無ぇような所は落ち着かねぇのな)



「佐助 旨い団子はどこで食べられるのだ?」
「俺様 新宿の団子事情はちょっと・・」
「歌舞伎町なら売っているか?」
「旦那!歌舞伎町に団子なんて無いからね!行っちゃだめだよ!」
「そうか・・・」



「小十郎・・今度は二人で来ような」
「そうですな 夜景も美しいようですので夜にでも」
「・・・おぅ」



「佐助・・今度は新宿の団子事情を調べてから来ような」
「旦那 後で探して買ってあげるから」
「本当か?嬉しいぞ佐助!」



佐:「さぁて・・そろそろ帰りますか」
小:「俺は留守を頼んだ長曾我部と毛利への土産を買ってから奥州へ戻る」
政:(東京ばななを買うつもりだな?)「小十郎!ついでに俺の分も買ってきてくれ」
小:「承知!では政宗様を頼むぞ猿飛」
佐:「気をつけてね〜」










小:「留守を頼んですまなかったな」
親:「いいってことよ」
小:「これは土産だ」
親:「お!ありがとうよ」
就:「・・・土産?」



「政宗様 東京土産です」
「Thanks!」












親・就・政:(・・・・巣鴨の赤パンツ?)



「東京ばななじゃなかった・・・ぜ」



小十郎的東京土産は巣鴨の赤パンツ。