2012年2月1日

『悪気の無い男』


政「小十郎!一緒におやつ食おうぜ!」



小「申し訳ございませぬ 小十郎はやらねばならぬ事がございますゆえ…」
政「…そんなに忙しいのか?」
小「はい…」









政「…全然寂しくなんかねぇ!おやつを独り占めしてやるぜ!」



小「政宗様!いくら何でも多すぎますぞ!」
政「お前は忙しいんだろ!?どれだけ食おうが俺の勝手だ!」



小「なりませぬ!またお腹を壊しますぞ」
政「全部持って行くこたぁねぇじゃねぇか!」



政「Shit!一緒に食おうと思ってたくさん買っておいたのによ…」






















数時間後↓


小「政宗様 お見せしたいものがございます」
政「…畑だったら行かねぇぞ」
小「いえ…畑ではございませぬ」
政「…いいぜ 見てやっても」


















政「小十郎!…これ…お前が作ったのか?」
小「はい。先日、貴方様が寝言でお菓子の家が欲しいと申されましたので…」
政「そんな寝言、俺は言わねぇ!」
小「いえ。はっきり聞こえましたぞ」
政「……」
小「思ったより手間取りましたがバレンタインには何とか間に合いましたな」
政「それでここのところ忙しそうにしていたのか…」



政「全部食べられるのか?」
小「はい」



政「Oh!窓もあるじゃねぇか」



政「こいつぁCoolなSweet Houseだ!」



政「小十郎…Thanks♪ お前の気持ち、確かに伝わったぜ」
小「政宗様…」



家「独眼竜!立派な犬小屋だな!」
小・政「………」



甘いムード、ぶち壊し(´・ω・`)



型が売っていたので、チョコレートを溶かしてお菓子の家を作りました。
屋根はウエハース、煙突や壁はチョコレートです。
入口の上にくっつけた、歪で残念なキャラチョコは私が作りました。
作り直す気力はありませんでした…(´・ω・`)