2010年12月06日

『運び屋サンタ』


「佐助ー!」



「見ろ!片倉殿にサンタの衣装を作ってもらったぞ」
「似合ってるじゃないの 旦那」
「佐助こそ 似合っておるぞ」



政「Hey!似合ってるじゃねぇか 二人とも」
幸「政宗殿!」
佐「独眼竜の旦那 衣装は?」
政「俺のは未だだ それより・・背中に乗っけて運ぶのは辛くねぇか?」
佐「正直 キツイねぇ」
幸「そ・・そうなのか?すまぬ 佐助」
政「小十郎に頼んでソリを作ってもらおうぜ」
佐「そうしてもらえると助かるよ」



幸「・・・と いうわけでござる」
政「作ってやんな 小十郎」
小「しかし ソリでも荷物を運ぶのは難儀かと・・」
幸「そう・・でござるな」
小「長宗我部に頼んでもっと楽な乗り物を作ってもらうか」
幸「助かるでござる!」
小「此処で待っていろ」
佐「ねぇ これ ちょっと脱いでもいい?」



「ふぅ・・暑かった」
「風邪をひくぞ 佐助」



「これを着ていろ」
「ありがと 旦那」











小「待たせたな」
幸「車輪のついたカラクリでござるか!」
政「元親 仕事早ぇな!」
佐「ソリよりはいいねぇ」
小「猿飛 乗ってみろ」



「あのぅ・・手も足も届かないんですけど」



「真田 お前が前に乗ってみろ」



幸「これなら佐助とプレゼント 両方運べるでござるな」
佐「悪いねぇ 旦那」
幸「気にするな」
政「サンタが運び屋になっちまったな」
小「プレゼントさえ運べれば問題無いでしょう」



「力を合わせて頑張るぞ 佐助!」
「旦那・・張り切ってるところ悪いんだけど・・・クリスマスはもうちょい先だからね」
「うおおお!漲るぁあああ!」



サンタはアニキでも良かったのですが色的に幸村の方が似合うかと思いましてこうなりました。